【 ノーダルスライド法での測定と簡単操作の実技(動画あり)
 ・ノーダルスライド法の測定は、熟練しないと出来ない思われていますが
   本機の機能があれば、どなたでも少し慣れれば測定する事ができます。

 ・縦型にすると極小レンズの測定も可能です。(実績 φ0.35mm 焦点距離 5mm)
    ここをクリックすると、拡大写真が表示されます。

【 ノーダル点の見つけ方 】
1.ターゲット(写真1)をステージにセットして、
  顕微鏡部を一番下にし、微動ネジで像が見える位置を探します。
2.下の微動ネジで像が振れない位置を探します。(追尾機構)


ターゲット

写真1
3.像が動かなくなった位置がノーダル点の位置です。
  この時、デジタルスケールを0に設定して下さい。

   上記の手順でノーダル点の設定が終わりました。


【 レンズの測定 】
1.測定したいレンズ等をステージにセットして、顕微鏡部を上下に動かして
  ジーメンスターチャートが鮮明に見える位置にセットして下さい。

2.微動ネジを上げながら像の動かない位置を探して、
  その時のデジタルスケールの数値が焦点距離になります。


単レンズ(アクロマートレンズ)の場合




単レンズ

接眼レンズの場合




接眼レンズ

単レンズ(f=100mm)(アクロマートレンズ)の場合




アクロマートレンズ

上記操作を2,3度行い、平均値が焦点距離となります。


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